5年前の日経の記事、
を久しぶりに読み返しました。
珍しく司法書士が登場すると思ったら、
遺言書に記載された金融機関名が間違っており、
危うく司法書士が訴えられそうになったお話です。
幸い、
本件は、裁判所の判決によって遺言者の意思が認められ、
無事遺言書通りの決着をしました。
しかし、とても怖いお話です。
さて、
この遺言書の作成ですが、
法律に則り、
人やモノをきちんと特定することも大事ですが、
マナーもとても大事です。
ということで、
大流行中の某アニメ様にあやかって
「遺言書の呼吸」
というタイトルでダメな遺言書のいくつかブログにしてみようと思います。
どんな遺言書かというと、
相続人(家族)全員が登場しない遺言書
たとえば、
遺産を長男しか相続しない場合、
長男しか登場しない遺言書に結構出会います。
遺留分うんぬんは置いといても、
こんな遺言書を残されて、
長女や二男は何と思うでしょうか。
親の最後の公式な文章に出てこない私・・・
むなしかったり、
かなしかったり、
くやしかったり、
何とも言えない感情が残るのではないでしょうか。
遺言書があるとかえって揉める典型例ですね。